2014年6月22日日曜日

Woods - With Light And With Love

こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。

今日の1枚はアメリカのブルックリンはWoodsistレーベルから2014年4月にリリースされたWoodsの7枚目のアルバムWith Light And With Loveです。

7枚のアルバムをリリースしていくなかでメンバーが変わったり作風も徐々に変わっていますけど、今回のアルバムはWoodsの集大成なアルバムになっていると思います。つまりWith Light And With Loveは現時点で彼らの最高傑作であるということ、そして快作ロックアルバムだと豪語できます。

まず言えるのはやはりJeremy Earlの歌うメロディが素晴らしいということ。

今回のアルバムでもそこを起点にして聴けるくらいバッチリです。

憂いを帯びながら力強く歌い上げるファルセットにも近いような天使の歌声はますます炸裂しています。

歌詞について言うとアルバムには歌詞カードが付いていないのでネットで数曲の歌詞をみて僕は人間の孤独や苦悩などと言ったネガティブでどうしたら良いかわからない暗い部分にどうにかして「光」を当てたいという願いにも似た思いを感じました。

光を連想させる曲名も多いですし。

その中でもWith Light And With Loveというアルバムの表題でもある9分を超える曲では「どうしたら良いかわからない、どうしたら良いか教えてくれ」ということを歌っている部分がありますが、演奏ではふざけるな!と言わんばかりにギターを弾きまくっててこのアルバムで一番ロックな曲に仕上がってます。 

歌詞における苦悩と演奏における力強さとのミスマッチがとても印象に残る曲です。

この曲が収録されているという点でもこのアルバムの価値がありますね。

その他にも素晴らしい曲ばかりが収録されています。

牧歌的でトラッドを感じさせたり、フォーキーな温もりを持たせたり、ロック的なアンサンブルを聴かせたり、ピアノやオルガンの音色でほっこりさせたり、ときにはギャンギャンと痺れるサイケデリックな演奏であったり、と曲ごとに様々な色彩を感じられるアルバムであると思います。

ただ冒頭でも述べた通りどの曲もメロディが素晴らしいです。そこは一貫していますね。

そして10曲でおよそ40分という収録時間もアルバムとして個人的にジャストです。

ここまでざっと感想を述べてきましたが、2014年の上半期でリリースされた中ではかなり良い上質なアルバムになっていると思うので良かったら聴いてみてください。

そして2010年以来の再来日を切に希望します!!!!!

それでは!

2014年6月19日木曜日

Pure X - Angel






今日の1枚はアメリカはテキサス州オースティンの4人組バンドPure Xの3rdアルバムで2014年作のAngelです。

すごい素敵なアルバムであります。まずはその一言を。

とりあえず聴いてて思うのはすべての曲がこの世を憂いてるなーということ。

かと言って悲観したり暗いのかというとそんなことはなく、ひたすらにロマンティックで甘いムードを漂わせています。

いまここにある現実とは切り離して自分達の理想郷、桃源郷を目指したようなそんな感じの曲群。

それが曲名のLivin' The DreamやHeaven、Angelなど現世とは離れた言葉の数々に表れていますね。

それらの表してるぼんやりとした輪郭のないイメージを見事に曲で伝えているのではないかと思います。

鳴っているのはまるで天国からの音のようです。

このアルバムを聴いていると自分も世俗的なことは忘れてこの音に身を委ねていられます。

これがチルアウトなんだと思ってしまいますね。

あとこのバンドを聴いてて思うのはベースラインがとても良い!

憂鬱だったり甘酸っぱかったりと良いベースを弾きます。

赤キャップと髭面がトレードマークですね。

Real Estateとツアーを回ったりしてるようですが人気は出るんでしょうか。

大好きですけどね。

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