2014年9月7日日曜日

Fear Of Men - Loom



こんばんは!お久しぶりです。

今日の1枚は2014年4月に発売されたUKはブライトンのバンドFear Of MenのLoomです。

Fear Of Menを知ったのはたぶん2年くらい前で、Loomの国内盤にも収録されているBornあたりをYoutubeで聴いたのだと思うんですけど、良いメロディでインディポップっぽい佇まいに惹かれたのを憶えています。

で、初期音源集も出てしばらくして2014年にLoomというアルバムが発売されたとの話でFear Of Menってバンド良かったよなと思い出してYoutubeで試聴したらおぉ!これは良いと思った次第です。

素晴らしいアルバムで良かったので国内盤のCDを購入しました。

Loomの国内盤の帯には"Beach HouseがThe Smithsの楽曲を奏でているかのような圧倒的なクオリティ"という謳い文句が書かれています。

この表現をみてふたつのバンドとFear Of Menを結びつける共通したものは何だろうと考えてみると、「不安」「荘厳」「美しさ」「ノスタルジー」が浮かんできました。

Fear Of MenのLoomを聴いてみるとBeach HouseやThe Smithsの持つこれらの要素を多分に含んでいると気づくと思います。

聴いてる感覚的には本当に上記のふたつのバンドに近い感じだと僕も思いました。

全体的な印象の中でも特筆すべき点はうたで、不安な内容の歌詞を美しいメロディに乗せて歌うジェシカ嬢の優しくて儚いボーカルが素晴らしいです。

一定のトーンを守ってるんですけど表情や表現が豊かだと思います。とても魅力的なボーカルですね。
 
聴いててあぁ良いなと思わせる曲の良さも素晴らしいです。

そのボーカルの乗るダイナミックだけど細部まで行き届いた演奏も聴きどころ。上手く説明できないですけどガツンとくる演奏です。

印象に残るのはドラムが普通の叩き方をしてないなという点ですね。変則的な叩き方ではありますけどダイナミックな演奏を演出させていると思います。

最近のIndie Rock/Indie Popで良い女性ボーカルのバンドはないかなと思われる方いたら2014年はFear Of MenのLoomを推せますね!

良いバンドの好盤なので是非。

では!

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