2010年2月19日金曜日

Sponge Pop

はい恒例の8tracksのお時間です。

今回はどこか抜けてるけど、奥に狂気を発してるような曲集。題して"Sponge Pop"(スポンジボブではない笑)です。

1.The Folk Implosion - That's The Trick
2.Captain Beefheart & The Magic Band - Bills Corpse
3.Tofu Delux - The Right Song
4.The Slits - Shoplifting
5.Cub - Little Star
6.Antelope - Concentration
7.Wire - Sand In My Joints
8.Beat Happening - 1, 2, 3

音がしょぼかったり、少なかったりするけど、どこか尖がってる曲たちをどうぞ。

2010年2月17日水曜日

Beach House - Teen Dream


今日の1枚はアメリカはボルチモアの男女2人組Beach Houseの3rdアルバム"Teen Dream"です。

最近はこればっか聴いてます。いやーしかし名盤っすね!何か久しぶりに髄まで染み込むような好盤になってしまっています。

メロディー、演奏、ボーカル、歌詞と様々な要素があると思うんですが、どれも高水準なんです。

特に女性ボーカル(ヴィクトリア・ルグラン)の声の質が艶やかでとても魅力的。その声で歌われる素晴らしいメロディー。気だるさ、夢心地、浮遊感、ノスタルジア、幻想的などのキーワードが浮かんできます。

メディアでも絶賛されているみたいで、歴史に残る名盤なんて声もあるくらいです。

ライナーを見てみて、引き合いに出されていたバンドは、My Bloody Valentine、Galaxie 500、Spiritualized、Mazzy Star、Cat Power、Yo La Tengo、The Velvet Underground、Radioheadという錚々たる顔ぶれ。

そんな本人達はThe Zombies、Brian Wilson、Neil Young、Big Star、Chris Bellに影響を受けてるみたいです。(Big Star関連は聴いたことないから今度聴く!) *wikipedia

Beach Houseは総じて”ドリームポップ”という括りで説明されてしまいますね。合っているような違うような・・という感じです。

そんなメディア評はさておき、とにかく素晴らしいこのアルバム。と、ここで自己満足の全曲解説を。

1.Zebra
イントロのギターが印象的。この1曲目でまずグッと持ってかれました。”白と黒の馬(ゼブラ)が私達の間に弧を描く”という歌詞もイメージを喚起させますね。今一番口ずさんでいる曲です。

2.Silver Soul
Beach Houseの気だるさが一番出ている曲ではないでしょうか。これを聴いてトロトロに溶けてください。Beach Boys/Pet Soundsの同じく2曲目の”You Still Believe In Me”に似ています。

3.Norway
このアルバムのリードトラックとしてまずシングルで発売された曲。四つ打ちのリズムと万華鏡のようにキラキラしたメロディーが印象的な曲。最後の「ノルウェーイ♪」と歌い上げるところが好き。

4.Walk In The Park
メロのオルガンが幻想的世界へ誘いサビのギターで高揚感。

5.Used To Be
こちらもシングルとして発売されてる曲。君は以前と変わってしまったけど、いつでも帰る家はあるんだよと歌った(たぶん)とてもノスタルジックな曲。

6.Lover Of Mine
ちょっと小休止な曲だけどクオリティ高し。オルガンの浮遊感が特徴的。

7.Better Times
メロディが人懐っこさが印象的。"I Don't Wont To Know"と一緒に口ずさめる感じ。

8.10 Mile Stereo
このアルバムで一番好きな曲。サビがSlowdiveの曲でこのブログのタイトルにもなってる「When The Sun Hits」みたいでカッコいい。最後の盛り上がり方なんかエモい!

9.Real Love
3拍子が特徴的。最後の"Take Care"の布石になるような割と控えめな曲。

10.Take Care
最後の最後でさらに深い森へ誘ってどこへ行っちゃうのと見失いかけるようなそんな曲。追いついたと思ったら、また1曲目の"Zebra"まで振り出しに戻されてしまうような感覚。

全10曲49分と短くはないですが、聴き入ってしまうため「あれ?もう終わりかー」と魔法のような時間が味わえる素晴らしいアルバムだと思います。

僕はこのアルバムを次世代の"Pet Sounds"と認定したいんですが、どうでしょうか?

いやーしかし名盤っすね!(reprise)

2010年2月15日月曜日

はて?

音楽を聴くからには全方向カバーしたいというのが僕の目標であり夢であります。

考えてみると僕が今まで聴いてきた音楽というのは数ある音楽のほんのごく一部だなと最近よく思うんです。

もっと広い視野を持ちたいというか、知らない音楽をどんどん吸収いきたいです。

そして表層的なジャンルを一通りカバーして、最終的には「音楽」という核の探求をしていきたいと思ってます。

もっと普通に音楽を聴けばいいのでは?と自分でも思うのですが、田舎人なので偏った考え方になってしまいますね(笑)。

まず若いうちは無理して色々聴いていきたいです。

2010年2月12日金曜日

The Only Moment We Were Alone



本日は今日の1枚でなしに今日の1曲というのをやってみます。

今日はExplosions In The Sky/The Earth is Not Cold Dead Placeに収録の”The Only Moment We Were Alone”です。

Mogwai、MONOに並ぶ轟音ポストロック(もはや死語か?)の代名詞的存在Explosions In The Skyの中で最もそれらしい(笑)曲ですね!

すべてが完璧で、もうこの曲さえあれば後の轟音ポストロックの曲はいらないくらい。

その繊細さと圧倒的なスケール感には数多くいるフォロワーには手も足も出ないでしょうね。

大好きでずっと聴き続けているこの曲ですが、今日(0時まわったので昨日)上の動画を発見しました。地元テキサスはオースティンでの2009年のライブです。

今まででこの曲のライブ動画を見てきましたが、一番ライブ感があって良かったです。

ライブ動画はキレイに撮ろうとかどれだけカッコよく撮ろうじゃなくて、いかに追体験ができるかが僕はポイントだと思っているんですが、この映像に関してはまるで前列でEITSのライブを観ているような迫力と高揚感がありましたね。

こういうのを見ると再来日を激希望しますよ!ホント。

2010年2月10日水曜日

テーマ:全部1曲目

8tracks更新しました。

今回のテーマは「全部1曲目」です!

文字通り全部1曲目という結構難しそうで、意外とすぐ、しかも簡単にできたプレイリストです。

まあ裏テーマとして全部勢いのある曲で作りました。

こんな感じです。曲名とバンド名。
1.Middle - Rocket From The Crypt
2.Boilermaker - The Jesus Lizard
3.Dish It Out - James Chance & The Contortions
4.Break - Fugazi
5. Rise Above - Black Flag
6.Hot Export - Just A Fire
7.If Credit's What Matters I'll Take Credit - Hot Snakes
8.Hyper Enough - Superchunk

こう見ると全部USモノですねー。いや全然構わん。全部好きだから。

ブラックフラッグとコントーションズが、ちょっと浮いてるかなぁとは思いますが、レジェンドということで。

時間は20.2分ということで聴きやすいと思いますので是非!




今度はスカスカな音のプレイリストを作る予定です。

AOTY 2021(年間ベストアルバム)

どうもです。お久しぶりです。 今年は年間ベストをちゃんと決めようと思って選びました。 前置きはおかずいってみましょう。 それでは!2021年のベストアルバムTOP10です。 10.Nation of Language - A Way Forward(11/5 P...