5月1日発売号のロッキンオン6月号に、"2010年、なぜ彼らは「海」を目指すのか"なんていう特集があったので買ってみた。
近頃インディ界隈では「サーフィン」「ビーチ」などがひとつキーワードになっていたのは僕も気になっていたのだけど、このテーマで納得のいく言説は今まで皆無だったのでとても参考になった。
特になるほどと思ったのは、"再発見の旅"という言葉。これはとても納得がいった。なぜなら最近のバンドは、ひとつの影響源では収まらない、ある種ハイブリットな音楽性を持ってるバンドが多いからだ。元々ロックと言う括りで表現される音楽はハイブリットなものではあるけれど、10年代の彼らのハイブリット性はロック(非ロックなポップミュージックまでも)の歴史を丸ごと享受できる今の時代であるこそ可能なのだと僕は思う。
これは特集の中でも言説されていたことだけど、itunesやYoutube(Myspaceなんかもそう)をジュークボックス代わりにしているのが10年代のバンドだと言うこと。そこで"再発見の旅"を日々しているのである。
そんな、様々なありとあらゆる音楽を聴いてきた輩の作り出す音楽は、個人的にはジャストフィットしていて、最近ではBeach House, Best Coast, Beach Fossils, The Drumsなどなど「海」を目指す彼らに夢中な僕。
「海」と言うキーワードで括られるバンド達は多いけど、それが今のインディ・オルタナティブ界隈のすべてではないということは言っておかなければならないでしょう。
それでは、上記した4バンドの曲のYoutubeでも貼っておきます。簡単に聴けてしまうもんですねぇ。
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