2010年2月15日月曜日

はて?

音楽を聴くからには全方向カバーしたいというのが僕の目標であり夢であります。

考えてみると僕が今まで聴いてきた音楽というのは数ある音楽のほんのごく一部だなと最近よく思うんです。

もっと広い視野を持ちたいというか、知らない音楽をどんどん吸収いきたいです。

そして表層的なジャンルを一通りカバーして、最終的には「音楽」という核の探求をしていきたいと思ってます。

もっと普通に音楽を聴けばいいのでは?と自分でも思うのですが、田舎人なので偏った考え方になってしまいますね(笑)。

まず若いうちは無理して色々聴いていきたいです。

2010年2月12日金曜日

The Only Moment We Were Alone



本日は今日の1枚でなしに今日の1曲というのをやってみます。

今日はExplosions In The Sky/The Earth is Not Cold Dead Placeに収録の”The Only Moment We Were Alone”です。

Mogwai、MONOに並ぶ轟音ポストロック(もはや死語か?)の代名詞的存在Explosions In The Skyの中で最もそれらしい(笑)曲ですね!

すべてが完璧で、もうこの曲さえあれば後の轟音ポストロックの曲はいらないくらい。

その繊細さと圧倒的なスケール感には数多くいるフォロワーには手も足も出ないでしょうね。

大好きでずっと聴き続けているこの曲ですが、今日(0時まわったので昨日)上の動画を発見しました。地元テキサスはオースティンでの2009年のライブです。

今まででこの曲のライブ動画を見てきましたが、一番ライブ感があって良かったです。

ライブ動画はキレイに撮ろうとかどれだけカッコよく撮ろうじゃなくて、いかに追体験ができるかが僕はポイントだと思っているんですが、この映像に関してはまるで前列でEITSのライブを観ているような迫力と高揚感がありましたね。

こういうのを見ると再来日を激希望しますよ!ホント。

2010年2月10日水曜日

テーマ:全部1曲目

8tracks更新しました。

今回のテーマは「全部1曲目」です!

文字通り全部1曲目という結構難しそうで、意外とすぐ、しかも簡単にできたプレイリストです。

まあ裏テーマとして全部勢いのある曲で作りました。

こんな感じです。曲名とバンド名。
1.Middle - Rocket From The Crypt
2.Boilermaker - The Jesus Lizard
3.Dish It Out - James Chance & The Contortions
4.Break - Fugazi
5. Rise Above - Black Flag
6.Hot Export - Just A Fire
7.If Credit's What Matters I'll Take Credit - Hot Snakes
8.Hyper Enough - Superchunk

こう見ると全部USモノですねー。いや全然構わん。全部好きだから。

ブラックフラッグとコントーションズが、ちょっと浮いてるかなぁとは思いますが、レジェンドということで。

時間は20.2分ということで聴きやすいと思いますので是非!




今度はスカスカな音のプレイリストを作る予定です。

2010年1月16日土曜日

trico - "fresh!! color" 2009.03.13 chiba LOOK one-man


本日紹介するのは千葉を拠点に活動しているバンドtricoです。

先日千葉LOOKにライブに行ったのですが、ライブがとてもカッコいいtrico。そんなtricoのワンマンライブを収めたアルバムがこの"fresh color"です。

tricoの音楽性は言ってしまうとUKロックに影響を受けたギターロックと言ったところでしょうか。Radiohead、Mogwai、Sigur Rosに影響を受けているみたいです。

まさにそのバンドを折衷したような感じかもしれません。

Radioheadの実験性、Mogwaiの轟音、Sigur Rosのスケール感。さらにそのすべてのバンドの共通点である美しさをtricoは兼ね備えていると思ってます。

歌に重点を置きながらも、ロックのダイナミズムを損なっていないところが素晴らしいですね。

なおこのアルバムはtricoライブ会場、ディスクユニオン各店、通販トラストショップ
(http://trust.shop-pro.jp/)のみの限定販売になっているみたいです。


Youtubeに映像あったので気になった方は見てみてください。そして気に入ったらアルバムも買ってみてはいかがでしょうか。







曲は途中までしか聞けませんが、マイスペースもあります。
www.myspace.com/tricomusics

2010年1月12日火曜日

テーマ「不穏」

本日2回目の更新。

不定期にちょくちょくやっている8tracksですが、今度からプレイリストを作るたび、ここで貼り付けて紹介しようかなと思ってます。

今回は「不穏」をテーマ、そしてサブテーマとしてエモ、ポストハードコア路線で作ることを自分に課してプレイリストを作りました。





以下バンドと曲名です。

①Abilene - Twisting the Trinity
②Sleepytime Trio - All Ease
③Four hundred Years - Radio Silence
④Hoover - Father
⑤The Ladderback - Victoria
⑥The Rabbit Theory - The Man With Three Noses
⑦Fin Fang Foom - Cruel And Unusual
⑧Slint - For Dinner...

人脈的には結構被るところがありますが、音の方が若干違うので良しとします。目玉は僕の好きなThe Ladderbackとあまり知られていないと思われるThe Rabbit Theoryを入れたところですね。The Ladderbackは高校の時にまだ右も左もわからないときに聞いてガツンとやられたバンドで、それ以来ずっと聞き続けているバンドです。The Rabbit Theoryはスイスのバンドで、今回のプレイリストに入ってるバンドに影響を受けたであろうかっこいい音を出していて、個人的に去年の秋口くらいに大ハマリしたバンドです。どちらのバンドもハイパーイナフラジオ(レコーズ)で知ったということは言っておきたいです。そして、最後はこのラインのオリジネーターのSlintでバシッと決めてもらおうと思い入れてみました。


この辺りのラインは前々から作ってみようと思っていたので、作れて満足です。


また気が向き次第8tracksのプレイリストを作っていこうと思ってます。

Minisnap - Bounce Around


今日の1枚はNew ZealandのバンドMinisnapの「Bounce Around」です。

ニュージーランドというと、どういったイメージが沸くでしょうか?僕ははっきり言ってしまうと、全然イメージが沸きませんでした。

そんな僕個人からすると謎の国であるニュージーランドは、インディーロックの宝庫だということは最近になって知りました。

そんなニュージーランドを代表するひとつのインディーバンドにThe Batsが挙げられると思います。

The Batsは80年代初頭から活動していて、Superchunkのメンバーが運営していることでお馴染みの、アメリカはMerge Recordsからも音源をリリースしたこともあり、去年2009年には最新作のThe Guilty Officeをリリース済みの現役で活躍中の4人組バンドです。青臭いギターロック~インディーロック(ポップ)な音を鳴らすニュージーランドの生きる伝説的なバンドですね。

そんなThe Batsの3/4のメンバーが所属していて、紅一点のメンバーKaye Woodwardが中心となって活動するのが今回ご紹介するMinisnapです。

The Batsではコーラスに徹しているKaye Woodwardですが、このバンドではすべてのボーカルを担当しています。

何が素晴らしいかってこのボーカルがとっても素晴らしいのですよ。決して上手いボーカルではないけど、伸びやかで綺麗でその青い声に1曲目の「New Bloom」から惹かれてしまいました。

僕はこの感じはどこかで聞いたことあるなと思っていたのですが、日本のMy Little LoverのAkkoさんのボーカルに似てるなと、勝手に共通点を見つけてしまいました。僕の好きな「白いカイト」の世界とMinisnapの世界は似てるなと。要はエバーグリーンな世界なんですよ!

とにかく、その素晴らしいボーカルで歌い上げられる、青く美しいメロディーにインディーファンはやられてしまうんじゃないかと思われます。

映像ありましたので、貼っておきます。1曲目の「New Bloom」です。



気に入ったらマイスペースもどうぞ。
http://www.myspace.com/minisnap

2009年12月26日土曜日

Foot Village-Anti-Magic


今日の1枚はフロムLAの4人組、Foot Villageの2009年作「Anti-Magic」です。

まずは皆さん上に貼ったジャケ写を見てどう思うでしょうか?僕は何じゃこのジャケは!?と思いましたけど。さながらThe Slitsの「Cut」を彷彿させる裸ジャケですね。

The Slitsを彷彿させるのはジャケットだけではありません。このFoot Villageというバンド、The Slitsが異形進化して行くところまで行ってしまったと言った感じで、とびきりの"野性"を放っているのです。

驚きなのはバンドの構成がドラムとボーカルだけということですね。

「ドラム」+「叫び」という至ってシンプルな音です。

シンプルな構成ですが、ドラムのアンサンブルそしてボーカルのバリエーションが豊富なので飽きずに楽しむことができます。女性ボーカル(叫び)が肝ですね。

知的さはほとんど皆無で気持ち悪い音ではあります。しかし破壊力のある音がどこかクセになるんですよ。テンションは上がります。

既存のロックフォーマットに飽きている方は思い切って聞いてみるのも良しでしょう。

http://www.myspace.com/footvillage

2009年12月24日木曜日

Enon-Believo!


今日から不定期に今日の1枚ということで、好きなアルバムを紹介したいと思います。

ということで、今日はEnonのBelievo!

ひとまず言えることはこのアルバムは変です(笑)

しかし、どこかポップで親しみやすさもあるという不思議なアルバムになってます。

いわゆるストレンジポップと言えるでしょう。

かっちりとした電子音にノイズも少々、変なハーモニー、そして全体を覆うゆる~いグルーヴ感がたまらないです。

掴もうとしても、どこかスルスルとすり抜けていくような、そんな音ですね。

Enonは4枚アルバムが出てるみたいですが、僕はこのアルバムが好きです。(1と2しか持ってませんが)。一応この1stはトーコ・ヤスダさんが加入する前のアルバムですね。

個人的にはこのアルバムとHoward Helloの「Don't Drink His Blood」は同じようなラインで大好きです。

全11曲で30分弱とサイズも丁度いいアルバムですよ。

2009年12月10日木曜日

Superchunk @o-west

行ってきましたスーパーチャンクのライブ!

全くもって昨日は素晴らしいライブでした。という訳でレポートを。

僕は5時半ころ会場のo-westに到着。

6時に開場、しばしSEのVolcano Choirを心地よく聞きながら開演を待つ。物販は人が多くて見れなかった。

そして7時10分くらいに、前座のComeback My Daughtersが登場。始まってみて「おいおい大丈夫か」というくらいお客さんの反応が薄かった。無論僕もその1人です。てな訳で完全アウェイでしたね。「Fully Closed And Naked」あたりをやっても全然という感じで観てて気の毒でした。けど、印象に残ったのはMCでドラム氏が「スーパーチャンクと同じステージに立つことができて本当に光栄だ」と言ってたことで、彼らも スーパーチャンクの大ファンだということがよくわかりました。

カムバックが8時5分前くらいに終わり、ついにやっとスーパーチャンクが観れるということで、心臓がバクバクしだしたり、締め付けられるような何とも言えない気分で始まるのを待つのでした。

そして8時15分。SEが止み客席照明が消え。ついにスーパーチャンクの登場!この瞬間、観客の「うおー!」や「イエー!」という大歓声(Contraredeの日記でも小林さんがこの瞬間は嗚咽したって書いてありましたね)が挙がる。

ここからはまるで夢の時間があっという間に過ぎるのでした。

僕は前4列目で見ていたんですけど、メンバーの躍動感ある動きをマジマジと観たり、時には、それに吊られて跳ねたり、飛んだり、ジャンプしたり(笑)してました。そして、知ってる曲は一緒にシンガロングして楽しみました。Punch Me HarderやHello Hawk、Slack Motherfuckerなど

やはり思い入れのあるのは、一番はじめに買ったアルバム「
Here's Where the Strings Come In 」で、その中に入ってるHyper EnoughやDetroit Has A Skylineを演奏した時は本当にテンションが上がりましたね。特にHyper Enoughなんかは2度目のアンコールで一番最後にやったんですけど、「I think I'm hyper enough as it is♪」の大合唱。とても気持ちよくスカッと終われました。そして最後は観客のほとんどが諸手を挙げて彼らを称賛するのでした。

セットリスト的には新旧満遍なくやってましたね。若干昔の曲が多めだったかな。

時に激しく、時に会場を包み込むような演奏でとっても素晴らしいライブでした。

さっきも言いましたけど、夢の時間という感じであっという間に終わってしまったような気がします。1時間半くらいでしょうか。もうちょっと観たいのが正直なところですけど、僕はo-west公演だけで我慢します。

最後に、スーパーチャンクは僕にとって憧れの存在な訳で、そんな彼らの今回のライブは本当に貴重な体験でした。他公演行かれる方は今から楽しみでしょうね。くぅー羨ましい!

という訳でまた現実に戻ります!

2009年12月7日月曜日

Superchunk

今これを書いてる時点であとスーパーチャンクのO-WEST公演まであと2日となっています。来日の発表があってから、もう2ヶ月くらいになりますかー。やっとこさと観れるぞいう今の心境です。

スーパーチャンクは僕が高校の時から好きなバンドです。今から6年前くらいになるでしょうか、初めてスーパーチャンクのハイパーイナフ聞いたときは思いっきりガツンとやられましたね。

そこからの付き合いですが、この目でライブが拝めるなんてまさか思ってなかったですよ。一時期活動休止もしてましたし。

今はすっかりSuperchunkモードに入ってます。予習しておこうか、まっさらな気持ちで行こうかはちょっと迷いますがライブが始まれば、体と気持ちが反応してしまうでしょう。

ライブの感想は10日の夜までには書きます。

2009年11月1日日曜日

UKエモ/ポストロック

昨日からUKもののエモ/ポストロックラインの音を探し始めました。

僕の言うこのラインはCap'n JazzやAmerican Footballなどキンセラ系の音またはPolyvinyl所属のバンドに影響を受けたであろうバンドのことです。

というのも最近本国アメリカではEmpire! Empire!(I was a Lonely Estate)やAlgernon CadwalladerまたはSnowingなど、キンセラ系の音にインフルエンスされたような音を出すバンドが出てきています。

そこでUKではこのような音を鳴らすバンドはいるのか探しているわけです。

まずキーワードとして思い浮かんだバンドはStiffslack等で日本でも紹介されているThis Town Needs Gunsでした。このバンドを起点に探し始めました。

探してみた結果Lastfmで似ているアーティストの欄で挙げられていたPenninesというバンドが視聴したところ気に入ったので今日はこのバンドを紹介します。(前置きが長くてすいません)

端的に言うと歌入りのPeleと言ったところでしょうか。

映像がありました。こんな感じです。



2本の絡むギター、アメフトを思わせるボーカル、安定したリズム隊。

こういうのを聞きたかったんだと、思わず納得してしまいました。

エモ~ポストロックラインを軽快にクロスオーバーしている様が見事です。

前途のThis Town Needs Gunsともスプリット音源を出しているみたいなので、交流があるのでしょう。

まだアルバムは出ていなく、これからの活動を注目したいですね。

Myspace - Pennines
http://www.myspace.com/pennines

まだまだこのラインは掘れば色々良いバンドはいるはずなので、探していきたいと思ってます。

AOTY 2021(年間ベストアルバム)

どうもです。お久しぶりです。 今年は年間ベストをちゃんと決めようと思って選びました。 前置きはおかずいってみましょう。 それでは!2021年のベストアルバムTOP10です。 10.Nation of Language - A Way Forward(11/5 P...